ラインローラー インパクト装着方法
「ラインローラー インパクトについて」
ラインローラー インパクトについてC3000番まで対応の従来品と4000番まで対応の2種類がありましたが
この度、ラインローラー インパクトの統合に伴い、4000番まで対応の1アイテムとなります
製品パッケージに「4000番対応」のラベルが目印です
勿論、1000番から4000番(C5000番)まで対応可能となり
性能的には従来品のラインローラー インパクトとほとんど変わりません
店舗等に新旧混在していることがあり大変御迷惑をおかけしますが御留意下さいませ
尚、従来品のラインローラー インパクトは4000番には対応しておりません
4000番のリールに取り付けの際には必ず4000番対応ラベルのものをお買い求めください
14ステラ以前のリールの取り付けはこちら
下記は18ステラ4000番へのラインローラー インパクト4000番対応品の取り付け方法です
ラインローラー 本体の向きに気をつけて組んで頂ければ従来品と基本手順は同じです
1 まずはその製品の違いと形状の違い
製品ラベルに4000番対応シールが貼られており、
4000番対応のラインローラー単品 はラインの通る溝が真ん中より少し上へズレています
右が4000番まで対応のラインローラー インパクト
右が4000番まで対応のラインローラー インパクト
左のリブがセンター品に対して、やや上にリブがあります
2 装着方法
***17ツインパワー、18ステラ、22ステラ等の例****
1 アーム固定軸以外の純正のラインローラー やラインローラー ベアリングカラー(ベース座金)、その他の部品を全て外します
2 アーム固定軸をベールに差し込みます
3 アーム固定軸に0.5mmシムを装着します
4 基本的にはベアリングをIOS-02オイルを両面塗布しながら装着しますが、
密巻き機構搭載の22ステラや1g前後のルアーの使用目的の場合に限り
IOS-01やIOS-007を塗布することでわずかなラインテンションで、ラインローラーが回転し
ライントラブル軽減につながります
5 0.65mmシムを装着します
6 ラインローラー 本体を装着します、リブの間隔が狭いほうがベール側になります
7 0.5mmシムを2枚装着(18ステラの場合です、10ステラ等は異なるので注意)
ベールを凹み形状にきちんとはめ込んで、固定ビスで締め込んで終了です
リーリング時にローターブレが生じる時は純正の取り付けビスを装着することでブレが軽減することがあります。
但し完全にブレが無くなることはございませんので予め御留意くださいませ
8 正常な組み付け例、リブの間隔が狭いほうがベール側になります
9 ラインローラーの逆装着について
ラインローラーの向きが逆になっていると、3000番、4000番クラスは装着的にアウトです(上画像)
重要
※ 既存の装着されている 通常のラインローラー インパクトから4000番対応のラインローラーインパクト に移行する場合
Sシステムの調整シムを1mm〜2mm増やす必要がございます
C3000以下のリールに装着した場合、調整シムを追加しても逆テーパーが治らない場合、
逆装着も問題ございません
その場合、ラインローラー アーム(ラインローラーカム)に接触しないことを確認ください
※ リーリング時にローターブレが生じる時は純正の取り付けビスを装着することでブレが軽減することがあります。
但し完全にブレが無くなることはございませんので予め御留意くださいませ
10 ラインローラー インパクトの通常品(リブがセンターにあるもの)は、ほぼリブの位置が中央に来るようになります
「ラインローラー インパクト ライン干渉対策」
その数々の性能で一度使ったら元に戻れないと言われるラインローラー インパクトも、
2017年以降のシマノ4000番クラスのリールではラインがラインローラー カムに干渉する事例があります
弊社としても、せっかくのラインローラー インパクトの性能を4000番クラスで余すところなく発揮するため
常にベストなセッティング方法はないかを検討を重ねて、ここに最新のセッティングを公開します
尚、同じ4000番でも、年式や製造ロットにより
ラインとラインローラー カムが接触するものとしないものがあります
ラインがラインローラー カムに干渉しないケースでは
通常のセッティングで問題ありませんので御留意ください
今後販売する製品については、0.5mmシムは同梱数3枚の所4枚の同梱にて販売していきます。
今までお使いの皆様にはラインローラー カムとラインが接触している状況画像をお送り頂ければ
無償にて0.5mmシムをお送り致しますので
直接サポートセンターokabass@aol.aolへお問い合わせください
以下 説明文
1 17ツインパワーC5000XGの通常のラインローラー インパクトセッティング例
2 17ツインパワーC5000XG、ライン接触に対応するラインローラー インパクトセッティング例
(0.5mmシムが一番下に一枚追加するだけです)
やり方
アーム固定軸をベールに差し込み、0.5mmシム/BB/0.65mmシム/ラインローラー 本体(向きに注意)/BB/0.5mmシム3枚/アームカムにセットした後、
固定ボルトにて締め込みます
ローターブレが目立つようなら、純正品の固定ボルトを流用すると軽減します
確認ください
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1 取り付け時に一番下の0.5mmシムは3枚重ねることにより装着時外れやすいので御留意ください。
特にローラーカムの切れ込み穴に入れる際は確認して確実にいれるようお願いします
2 対応後に、ラインがローラーカムに接触してないかご確認下さい
お読みください
正常な組み付け手順に従い組み付けを行う限り、特別にシムの追加等の微調整はしないようお願いします
上下の隙間が生じますが、設計上の隙間であり異常ではございません。
必ず釣行前後にベアリングにIOS-02オイルを塗布ください
水や潮からの腐食を防げるだけでなく、ベアリングの寿命を伸ばします
ベアリングは消耗品です、摩耗や腐食により音が出るようになったら交換時期です
ソルトの場合半年から1年を目処に交換をお勧めいたします
消耗品や専用ステンレスベアリングはWEBシヨップにてお買い求め頂けます
粗悪なベアリングは一度の使用で腐食するものがあり御注意下さい