Sシステムセッティングデータ
リール 穴位置/調整シム(mm) 14ステラC3000 下/1o 14ステラC3000 下/1o 24ツインパワー 2000 下/0.5mm 24ツインパワー 2500 下/1mm+0.5mm 22ステラ 1000 下/1mm 2000 下/1mm C3000 下/2mm 18ステラ 1000 下/2mm C2000 下/1mm C3000 下/1mm 17ツインパワー C3000 下/1mm
必ずお読みください
※ こちらはIOSドラグシステム2穴仕様のセッティングです
※ 穴が1ヶ所の旧タイプについては、上穴位置と同等です ただし Sシステムパワーは1穴仕様のみとなります
※ 本セッティングは純正スプールが対象です
※ 下穴セッティングが必要なリールは現行の2穴タイプのドラグシステムをお買い求めください
※ あくまで平行巻きに近づける目安です
お使いのリール機種やラインやスプール、ロッドとラインローラーの種類で変わりますので、
微調整が必要な場合は同梱の調整シムにて調整ください
※ セッティングに使用したラインはリール毎に一般的に使われる頻度の高いライン号数です
Sシステム取付方法
準備 S-system装着によるラインの巻きムラを軽減するためスプールとローターの位置を覚えて、
S-system装着後の確認までローターを回転しないようリールを保持しておく。
1 リール本体からスプールを外します
2 純正のスプール受けを固定してある6角ボルトのセットスクリューを付属の6角ドライバーで外し、メインシャフトのみとします
3 S-systemを本体、ベアリング、ワッシャ(2.0/1.0/0.5/0.3)mm、0リングと分解します
4 S-systemの本体のみを、再度メインシャフトに差し込み、専用工具にてセットスクリューの6角ボルトを差し込みシャフトにしっかり固定します
5 任意で標準の1mmのワッシャをセットします
厳密な巻き上がり調整はS-system装着後のスプールにてワッシャの増減で行ってください
6 ベアリングの外輪の大きいほうを下にしてセットします
7 ベアリングをセットした上から0リングをセットします
8 再度スプールをメインシャフトにセットしてドラグノブを軽くしまるまで締め込みスプールを固定します
9 ラインの巻きムラを確認、逆テーパーや準テーパーの度合いに応じて付属の調整ワッシャで微調整を行います
◆ 取り付け動画はここ https://www.youtube.com/watch?v=tZdSlHNsV7Y&nohtml5=False
Sシステム装着の際の干渉対応方法
Sシステムを装着して、リーリングすると、リールの精度個体差により
最下部でローターナットカバーに干渉することがあります
この場合は下記の手順で黒いローターナットカバーを
紙やすりかシャープナー等で削ることで干渉は解決します
リールの性能には一切影響を及ぼしません。
IOSでも対応可能ですので、お気軽にご相談くださいませ
Sシステム、マイナーチェンジ
発売以来大人気のSシステムですが、近年のリールでは、黒色のローターリテーナーと干渉してスプールが再下点に来た時に、
ほんのわずかに干渉してしまうものが見受けられました
干渉してしまう場合、ローターナットの黒いリテーナーを紙やすりかシャープナー等で削るのがもっとも簡単で効果的ですが
この度、メインシャフト取り付け穴を従来の1箇所から-0.5mm下へずらして計2箇所へと変更したものを販売します (2020.4〜)
取り付けに際しては、まず従来通りの上の穴の位置で装着して頂き
黒色のローターリテーナーと干渉してしまう場合に限り、下位置にある穴で装着してください。
※ 最初から新位置でセットすると調整幅が限定されてワッシャにて調整しても巻きムラが並行巻きにならない場合があります
従来の穴位置でラインが平行巻きになっている状態では、穴を下に下げた新位置にセットした場合
スプール位置が+0.5mmほど上に上がり、ラインの巻きはやや逆テーパー気味になりますので、
調整ワッシャの枚数を減らすなどして微調整ください。
通常はこの穴位置にセットしますが、
黒いローターリテーナーに干渉する場合に限り下に下げた穴位置にセットします
新位置にセットした状態
この状態でも黒いローターナットリテーナーに干渉する場合はローターナットリテーナー上部を削るかして対応ください
S-system 日頃のメンテナンスについて
1 用意するもの、IOS-02、IOSギアグリス
2 S-SystemのベアリングへIOS-02オイルを塗布する
3 歯ブラシなどにギアグリスを薄く取ります
4 S-System本体にまんべんなく塗布します。特にスプライン部と裏側には念入りに
5 ソルトでの使用の後の水洗い時も必ずS-System本体をかけ流し洗浄実施したのち乾燥後に同様のメンテナンスを実施ください
ドラグ音のカスタマイズ調整について 〜通常は調整必要ありません
通常はS-システムを装着した状態ではドラグ音は心地良い音色に調整されていますが
下記の手順でお好みでドラグ音の強弱も調整出来ます
準備 スプールを外して、ステラ等、裏のカバーがあるものはあらかじめ外しておきます
1 ドラグ音を小さくしたい場合
付属のドライバーでバネをピックアップします
プライヤー等でバネを下側へ曲げます
再度バネを元の位置へとセットし、ドラグ音が小さくなっていることを確認します
2 ドラグ音を大きくしたい場合
付属のドライバーでバネをピックアップします
プライヤー等でバネを上側へ曲げます
再度バネを元の位置へとセットし、ドラグ音が大きくなっていることを確認します
爆音チューンについてS-systemは、バネの調整によっては超高音の響く大音量が発生します
周囲の釣り人や居住環境等に配慮し、思いやりを持ってご使用下さい
著しい大音量は周囲の人に迷惑をかけるだけでなく、S-system本体の磨耗を早めることがあります
あらかじめご留意くだせさいませ
★ 御確認下さい
1 本製品はシマノ専用のドラグカスタムパーツです。ダイワ用には姉妹品のDシステムをお買い求めください。
2 本製品は従来品のドラグの滑らかな製品ではありません。
またドラグ設定によっては純正のドラグに比べてラインは勿論ロッドやリール、フック、そして身体への負担が大きくなります
適正なドラグ値を管理してお使い下さい。
3 メーカー保証の適用外となります
4 ラインの巻きムラは付属の調整ワッシャにてお願いします。
5 スプールを逆回転をするとスブラインを痛めますのでご注意下さい。
6 ドラグバネテンションを高めることで音が著しく大きくなりますがスプラインの磨耗が早まりますのでご留意の上お使い下さいませ
尚、爆音仕様は付近の釣り人に十分御配慮の上お使い下さい
7 S-systemのベアリングはIOS-02を日頃のメンテで塗布下さい。
8 ドラグフェルトはIOSしろくまドラググリスかデカクマグリスを御使用下さい
* しろくまとデカクマグリスは成分が異なる別のグリスです お好みにより使い分け下さい
9 ラインローラーはIOSラインローラーインパクトをお勧めいたします
10 S-systemはIOS FACTORYの総合的なカスタムユニットです
100%性能を発揮するため、指定された上記カスタムパーツやオイルやグリスを推奨致します