Dシステム12~17の取付け
2026/04/01
ドラグシステム
D-システム リアル用取り付け方法(05、12、17用)
取付方法
1 リールよりスプールを取り外し、既存のドラグフェルトを外して、Dシステム付属フェルトにIOSしろくまドラググリスを両面たっぷり塗布したのち再度スプールに組み込みます
しっかりしたタメが特徴のしろくまグリスですが、滑らかさを優先させる場合は純正のドラググリスをご使用ください。
尚、2500番クラスは新品の純正フェルトを流用してください。
2 メインシャフトのリングを外し、ボールベアリングを外した後シャフトピンを抜きます
ピンは後で流用します。
3 スプール受けをメインシャフトから抜きます
4 あらかじめフィネス対応ドラグバネを組み込んだ状態で、IOS-Dシステムユニットをメインシャフトへ取り付けます
バネはDシステム付属のバネを取り付けるか、既存のバネの流用も可能です(要調整)。
※バネレートを高くして音を大きくすることは、スプール裏側のスプラインの摩耗を早めることがあります。
Dシステム本体にバネを組付ける際には、バネにオイルを付けることでクリアな音になります。
スプール摩耗について
Dシステムはスプール裏側のドラグが接触するスプライン部が摩耗しているものは、純正バネを流用して取り付けて下さい。
摩耗が多いスプールにDシステム付属のバネを装着すると溝が掘れやすくなり、部分的な摩耗が進む場合があります。
また、ドラグ音を大きくするなどしてバネレートを上げた状態での使用も、純正リール同様に摩耗が早まり、本来のドラグ性能が出ないことがあります。
極力摩耗していないスプールを使用し、ドラグ音は小さめでご使用下さいませ。
5 先ほど外したシャフトピンを差し込みます
6 Dシステムの本体に付属の1mmワッシャをセットします
注意:ラインの巻きあがりの状態によりワッシャの調整が必要になることがあります。
7 付属のベアリングを方向に注意しながら装着したのち、脱落防止のOリングを装着します
※ベアリングのフランジの向きに注意してください。
8 スプールをはめ込んでドラグ音の動作確認を実施します
付属のバネはフィネス用バネですが、既存のバネの装着も可能です(要調整)。
ダイワ15イグジスト、15ルビアス以降に搭載のATDドラグユニットの取り外し手順
15イグジストのIOSマルチツールを使用したDシステム組み込み及びドラグバネ調整動画アップしました。
難しいATDの取り外しもIOSマルチツールがあれば簡単に取り外しが可能です。
「IOSマルチツール」は1,500円にて販売中です。
下記の手順で脱着が可能です。
1 15イグジストのATDドラグワッシャを取り外す
2 IOSマルチツールを使用し、反時計周りに回しナットを緩める
3 ナットを完全に取り外したことを確認し、マルチツールの先端でピンを軽く押し出す
ピンは緩く止まっているので力は必要ありません。
4 ATDユニットを引き抜いて完了
外した後、Dシステムのベースを差し込み、ピンにて固定します。純正の固定ナットは必要ありません。
ベースがシャフトピンの穴付近でひっかかって、シャフトが膨らんでいる場合は、シャープナー等でシャフトの膨らみを削り修正すると入ります。
あとは、12イグジストの取り付けと同様です。取り付け手順をご参照下さい。
同梱のドラグワッシャ(Dシステム専用フェルト)について
現行のドラグシステムに同梱しているものは、様々なリールサイズに適合する理由から少し大きめとなっております。
お手数ですが、サイズに合わせてハサミ等でカットしてお使いくださいませ。
完全な真円でなくても問題ありません。
音が鳴らない場合
ユニットを一度外して下記の図のように単独での動作確認をすると対応がスムースにいきますのでご参照ください。
ケース1 スプールにバネが飛び出していてはまらないケース
下記図のようにバネがスプールのスプラインより飛び出している為に、正しくスプールにはまらずに音も出ない。
対応:ユニットからの飛び出し量を低く抑えると同時に、音の強弱の調整も可能です。
バネがきちんとスプールにはまった例
ケース2 純正バネ等使用でバネの音質が悪い場合やひっかかり感があるケース
純正バネの末端がスプール裏側に接触している可能性もありますので、下記のように末端を1〜2ミリカットしてください。
ケース3 全て正しく装着されているが音がならない
スプールのスプラインにバネが届いてない可能性があります。
バネを少し広げて飛び出し量を増やすか、バネの凸部を斜め上に軽く曲げてスプラインに当たるようにしてください。
特にワッシャを1.5mm以上増やすケースでは上記の処置が必要になります。
バネがスプラインへ届いてない状態
バネの先端を上向きへ曲げる
バネを曲げたことによりスプラインにきっちりとはまった例
ケース4 ドラグ音が悪い
Dシステム付属のバネは基本イグジスト2004のスプールでベストな音がなるようセッティングを施していますが、スプール裏側のドラグが接触するスプライン部が摩耗しているものは、音質が悪くなる場合があります。
その場合、バネを再度調整して頂くか、純正のバネの流用をお試しください。
ケース5 12イグジスト系編
12イグジスト純正バネを組み込むと、スプラインと接触せずに音がならないことがあります。
この原因として、ユニットの内側に十分にバネが収まらずに、バネの飛び出し量が少ないのが理由です。
この場合、バネを指で縮めてバネ幅を少し狭くして再度装着すると、ユニットの内側にバネが密着し飛び出し量が増えます。
12イグジスト系に純正バネを装着、バネがならない例
指でバネ幅を少し狭くする
ユニットの内側にしっかりバネが密着し、バネの飛び出し量が増えて音が出る
スプールとドラグノブが一緒に回ってしまう または ベールを起こすとドラグつまみに接触してしまう
リール機種や個体差によってはドラグユニットにきっちりとスプールがはまらずに、ドラグつまみを締め付けると、スプール回転と同時にドラグノブが回ってしまうことがあります。
下記のようにしっかりとスプールを装着するか、装着する面がギリギリの場合はDシステム付属のフェルトではなく、フェルト厚が薄い純正ドラグフェルトをご使用ください。
スプールがDシステムにきちんと装着されていない例
スプールがDシステムに正しく装着されている例
ラインの巻き上がりテスト
巻きムラ(順テーパー、逆テーパー)は付属のワッシャ(0.5mm、1.0mm、2.0mm)の増減により調整してください。
基本ベースは1.0mmです。
動作確認
ロッドにラインを通した後、実際にドラグの動作テストを実施します。
ドラグ音が大きめだったり、ドラググリスが少ないとスムースにスプールが回転しませんので、バネのテンションを弱めたり、追加でドラグフェルトにしろくまグリスをたっぷりしみ込ませることで、しっかりとしたタメを残しつつも安定したなめらかなドラグ制御になります。
さらに滑らかさを重視する場合は純正のドラググリスをご使用ください。
またスプールセンターがカラーの場合はDシステムの性能が100%発揮出来ませんので、スプールセンターへベアリングを組み込む必要がありますので、お気軽にご相談下さいませ。
ドラグからキュルキュル音がする
原因:ドラグ内に水が浸入している
対策:ドラグ内をオーバーホールし、しろくまグリスを多めに塗布する
原因:ドラグノブをしめこみすぎてドラググリスがフェルトに付着していない
対策:ドラグ内をオーバーホールし、通常の使用想定ライン1〜3lbを使用する
3lb以上使用の場合は純正のフェルトをご使用ください。
日頃のメンテナンス
Dシステムはドラグフェルトやドラググリスが常に良好に保たれていないと効果を発揮しません。
専用フェルトは必ずIOSドラググリスを多めに塗布してください。
Dシステム本体ベアリングにはIOS-02を必要に応じて塗布してください。
日頃のメンテナンスは数回の釣行毎に実施し、特に雨の日後や大会の前後は毎回実施することを推奨致します。
※専用フェルトは消耗品です。数ヶ月をメドに交換してください。
御購入は3枚入り550円(税込)で承りますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
本製品の無断複製や類似品の販売等は固く禁じます。



